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立法府が行政府に乗っ取られる

民主党が、議員立法を原則禁止にするらしい(asahi.com

いや議員立法禁じたらますます官僚の作成した法案ばっかりになるでしょ。過去を振り返っても政府立法はほぼすべて官僚作で、議員立法で頑張って法律作ると官僚の言いなりにならなくて済む(例えば若いころの田中角栄)ってのは明らかじゃないのかな.

別に官僚機構を強くしたいならそれでいいけど、明らか言ってることとやってることが逆だと思う。今まで官僚支配の立法過程の典型と言われていたのが政府立法で、官僚支配を破る議員立法は可能なのに数が少なくて残念みたいなのが通説じゃなかったっけ。ああなんですか要するに官僚機構が問題なんじゃなくて官僚機構が民主党に従わないのが問題なんですか。

要するにこれって一部の上層部が法案の審査権と決定権を完全掌握して残りの多くの議員を人数合わせとしてしか使わないってことだよね。超党派の融資連合による立法という道も閉ざされるし、立法府が行政府に支配されてしまっている気しかしない。ナチスドイツの全権委任法(行政権が立法権を掌握する法律)の 道は歩まないことを祈る。

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コメント

■民主、議員立法を原則禁止 全国会議員に通知―諸刃の剣(もろはのつるぎ)の措置となるか?
こんにちは。議員立法は、確かにマイナスの側面もありましたが、それを補って余りあるほどのプラスの面もありました。しかし、この原則禁止は、民主党にとって諸刃の剣となると思います。確かに党内の結束を固めることにはなるかもしれませんが、党内での各々の議員の政治信条にあまりの隔たりがあるため、党分裂を加速する方向に動くと考えられます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2009年9月20日 (日) 10時38分

コメントありがとうございます。

確かに議員立法は党というアクターを超越した立法方法なので、党本位で考えると阻害要因ともなり得ますが、現状が党が強すぎるという点を踏まえると、その抜け道として(現状としてはあまり行われていない)議員立法を残しておく方がいいのではと思います。

おそらくyutakarlsonと私とで大きな意見の隔たりはない気がしました。

投稿: θ(管理人) | 2009年9月22日 (火) 11時07分

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